会長挨拶

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同窓会会長
高橋友作(19回生)

2018年7月の同窓会定期総会で会長に就任いたしました高橋友作です。何卒よろしくお願い申し上げます。

今年6月、会長在任中に誠に残念ながら急逝された川嶋文信前会長とは同じ19回生で、現在校舎がある野中町正源寺丘に移転する前の御井校舎で学んだことのある最後の回生です。

丁度50年前、高校1年生の1968年7月、元工兵隊兵舎跡を転用したという木造平屋建ての御井校舎から、真新しい鉄筋コンクリート造の校舎に全員で荷物を運んだことを思い出します。今や、その校舎も発展を続ける学校と共に再築され更に立派な校舎となっており、誠に感慨深いものがあります。

さて、私は同窓会とは一体何だろうか、と思うことがあります。自らを振り返っても3年前に副会長として同窓会活動に関わるまでは同窓会には全く関心が無く、親しい数名の同期の友人らと時々会って旧交を温めているだけでした。皆さんは、このHPをご覧になっているので同窓会にご関心がある方々と思いますが、失礼ながら、当時の私と同じように同窓会には興味や関心がない、という卒業生の方々も多いのではないでしょうか。

しかし、同窓会の目的は同窓会規約に書かれているとおり「会員間の互助親睦」「母校の発展を図る」というものです。ですから、決して堅苦しいことではなく気の合った仲間と連絡を取り合い、機会を見つけて親睦を深めていくことの延長線上に実は同窓会活動があるのだと思います。

同窓会とは、こういった親しい仲間だけの親睦の輪を更に広げ、回生を超えた「縦と横」の繋がりを作ることが出来る組織ではないかと考えています。

附設高校の卒業生には頭脳明晰な方が多いことは勿論ですが、組織を率いてリーダーシップを発揮している方、学術部門や医学界で活躍されている方、ユニークな活動をされている方など多士済々、多くの方が様々な分野で社会に貢献しておられます。知れば知るほど人材の豊富さに驚かされます。同窓会はそういった方々を知り、自らを高める絶好の場にもなります。皆さんには気軽に同窓会活動に参加いただければ、と思います。

現在、同窓会には全国各地に11の支部があり、それぞれの支部でも活動を行なっています。支部総会の他にも、たとえばその地域の大学に進学してくる卒業生がいれば「新人歓迎会」を開催したり、暮れには「忘年会」をしたりするなど盛んに行われています。皆さんのおられる地域でも、そういった活動が行われているのではないかと思います。また、支部が無い場所でもOB会といった形で活動をされているところもありますし、そのような組織が無くても思い立った方が回生を超えて会員に声を掛け親睦を深めることができているのも、同じ学窓を巣立った同窓生ならではのことです。

幸い最近はメール、SNSなど効率的に連絡を取り合う手段が増えてきています。是非、そういったものも活用しながら互助親睦の輪を広げていただきたいと思います。

1957年に創立された附設高等学校同窓会は現在、61年目を迎えています。人間で言えば還暦を過ぎました。数々の課題が過去にもあったと思われますが、諸先輩の方々の地道なご努力のお陰で現在の姿があるものと感謝いたしております。

最後になりますが、同窓会運営に携わる者の自戒として、恩師である世良忠彦学校長(当時)が附設高校40周年誌「仰慕帰心」に寄せられた一文「創立、継承のわざ」の一部をご紹介し、拙いご挨拶の終わりとしたいと思います。

「(前略)本校が現在に至るまでに目に立つ危機が幾度かあったと思う。そして、その都度我々はこれにまむかいつつ、臆することなく対処することができた。経済的には常に危機の連続であった。しかし、常に大学法人が肩代わりしたのであった。(中略)今、附設は順風満帆にみえすぎている。もしも我々がみんな謙虚に伝統の前にひざまづくことを忘れ、己ひとり高しと自ら決めこむならば、附設は滅亡への道を辿ることとなるであろう。伝統の前に謙虚に頭を下げるとき、伝統は再生して現在を創り未来を生み出すであろう。(以下、略)」

                                              以上

 

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